加水法のこと。
「足し水」のほうが分かりやすい。
仕込み水を2回に分けて投入する製法。
主に多加水パンで行われる方法。
1回目の加水(通常のパン生地を仕込む際はこの1回目のみ)で生地膜が形成されたら2回目の加水を行う。
2回目の加水は5~10%が一般的。
2回目の加水はミキサーをまわしながら、チョロチョロと入れていく方法が一般的。
1回目の加水は生地膜の形成、2回目の加水は生地に流動性を与えることを目的としている。
2回の加水により、生地はより多くの水分を含み、軟らかながらも成形しやすくなる。