17世紀初めにフランス、ノルマンディー地方で生まれたと言われています。
卵、バターをたくさん配合する非常にリッチなパンです。
フランスではパンというよりも菓子に近い感覚かもしれません。
形状により、僧侶が座している姿を表している「ア・テット」、フランス語で薄衣を意味する「ムスリーヌ」、王冠型の「クーロンヌ」、箱型の「ナンテール」など種類も豊富です。
ブリオッシュはパンやお菓子だけではなく、料理でもよく登場します。
また、作る際は「卵、バターたっぷり」がブリオッシュの特徴ですが全卵を使うよりも卵黄のみを使用した方が、ふわっとしっとり焼き上がります。
全卵中の卵白はお菓子作りにおいてはその起泡性が不可欠ですが、パンとしてのブリオッシュにおいては、卵白中のタンパク質が熱により凝固して、パサパサで硬い食感となってしまいます。
そのためしっとりフワッとした食感に仕上げたいときは卵黄のみで作ることをおすすめします。
バターも、粉対比で50%前後使用するので、マーガリンと合わせて使うお店が多いですが、風味重視ならば全てバターで作るとより風味豊かな美味しいブリオッシュとなります。
原価はだいぶ上がってしまうんですけどね・・・



