クロワッサンはオーストリアのウィーンが発祥地です。
トルコ軍との戦争に勝利したオーストリアが、トルコ軍の紋章であった三日月を形取っ
たパンを作成して祝ったのが始まりと言われています。
最初は生地のみを巻いた成形方法でした。(油脂を折り込まずに生地だけで三日月の形)。油脂を折り込んだタイプはウィーンからデンマークを経てフランスに伝わってから完成されたといわれています。
クロワッサンはパン生地に油脂を包み、折り重ねて、生地と油脂の層を作り、焼成時
に油脂、生地の水分を飛ばし、膨張させること(ヴェイパーアクション)で独特のさっくりとした食感を作ります。
ペストリーのデニッシュタイプとアメリカンタイプと同様にクロワッサンもハードタイプ、ソフトタイプに分けられます。主にミキシングの違いです。ミキシング抑え目がハードタイプ。ミキシングをしっかりかけたものがソフトタイプです。もちろん配合も絡んできます。(水分量や油脂量)





