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イースト

イーストとは

 

イースト(yeast)とは和訳すると酵母です。酵母とは微生物です。糖を分解してエタノール二酸化炭素を生成します。そしてパンを膨らませてくれます。」

 

数ある酵母の中でも製パンに使用されるものは、サッカロマイセスセルビシエと呼ばれ

るものです。

これは、ワインやウイスキーの発酵に使用されてるいるものと同じです。

 

イーストは大きく分類して三種類のものが市販されています。

①生イース

ドライイースト(アクティブドライイースト

③インスタントドライイースト

②はADY③はIDYと表記されることもあります。

 

違いは水分量。

イーストは含有水分量が70%。

ドライイーストは8%。

インスタントドライイーストは4%程度です。

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左が生イースト右がインスタントドライイースト

ドライイーストは写真がないんですが、粒状です。

サイズも水分量同様、上記2種のイーストの中間のサイズのイメージです。

水分量の違いがそのまま、各イーストの性質の違いとなります。

 

ドライイースト(粒状のイースト)は現在はあまり使用されていません。

予備発酵(40度程度のぬるま湯と合わせ、溶けるのを待ちます)が必須となり、手間がかかるためだと思われます。

ただ、風味が3種類の中で一番強く、独特の風味を醸し出してくれます。

個人的には一番好きなイースト。


【比較】イーストの違いで焼きあがるパンも変わるのか?あと天然酵母について